TOP カモワンタロットとは お問合せ メール相談
カモワンタロットとは

« カモワンタロットの特質 | メイン | タロットカード »

カモワンタロットの誕生

数あるタロットカードのうち、最も伝統的なタロットとして、17世紀から19世紀にかけてヨーロッパ中に流布したのが「マルセイユ・タロット」です。そのマルセイユ・タロットの図像の中には、古代の智慧に基づくある重大な西洋の奥深い伝統が隠されてきたといわれています。その秘密とは、

「人間の中には神に至る神性(神と同等の性質)が内在している」というもので、言い換えれば、「人は誰でも神になることができる尊い存在である」ということであり、そのための修行や方法などがタロットに封じ込められていたと推測できるものでした。

しかし、産業革命が起こり、簡単に紙に絵を印刷できる技術が普及するにつれて、次第に絵や図像の秘教的意味合いよりも、プレイングカード(遊技目的)として大量生産していく流れとなり、デザインも簡略化の一途をたどりました。こうした中で、マルセイユ・タロットの真の目的であると考えられる秘教的要素の伝達も、本来のデザインや図像の喪失によって、困難なものとなっていたのでした。

ところがここにある事件が起こります。このマルセイユ・タロットの最後のカード・メーカーであった「カモワン家」の子孫であるフィリップ・カモワン氏が、カルト映画の巨匠で神秘学やタロットの詳細な研究家でもあったアレハンドロ・ホドロフスキー氏と出会うことによって、本来のマルセイユ・タロットの復元を試みようという計画がなされたのです。そして1998年、カモワン家に残された資料やホドロフスキー氏の数多くの貴重なコレクションなどを元に、コンピュータをも駆使しながらの膨大な作業の末、ついに復元されたのが「カモワンタロット」でした。

このカモワンタロットが日本に導入されて以来、その特殊な展開法や解読(リーディング)法の特徴などと相まって、従来の託宣的な占いの道具として使用されてきたタロットの認識が、少しずつ変わりつつあります。今ではセラピーやカウンセリング的な場面でこのタロットが使われることが多くなってきています。そうした人の内的な部分にアプローチできる何かが、このタロットにはあると感じられるものなのです。